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出版目録

 

会誌

第90号(2022.6)

2021年度大会 近世関東における森林の管理と利用 T
【問題提起】
常任委員会「近世関東における森林の管理と利用」
【大会報告・コメント】
木 謙一「近世後期佐倉牧周辺における御林の管理と百姓林の利用」
栗原 健一「木謙一氏大会報告批判」
土屋 雅人「在地史料からみた下総台地藩領の森林
〜佐倉藩城付領と結城藩上総分領〜」
高橋 伸拓「土屋雅人氏大会報告批判」

【総会報告】
常任委員会「2021年度総会報告」

【書評と紹介】
萱場 真仁「内田満著『一揆の作法と竹槍席旗』」
宮坂 新「大石学監修・東京学芸大学近世史研究会編
『江戸周辺の社会史―「江戸町続」論のこころみ―』」
柴田 愛「水本邦彦著『海辺を行き交うお触れ書き 浦触の語る徳川情報網』」
高橋 伸拓「芳賀和樹著『御山守の仕事と森林コントロール』」

【月例会報告要旨】
心光康子/大関直人/布川寛大/小林哲也/清水詩織/小川雄

 

 

第89号(2021.9)

【論文】
三品 勝幸「武州秩父領における永高検地と年貢収取」

 

《特集 地域博物館と関東近世史》
関東近世史研究会編集局「「地域博物館と関東近世史」を編むにあたって」
【寄稿論文】
はしもと なおこ「地域博物館と文理融合的研究(仮)」
早田 旅人「地域博物館における近世史研究と博物館活動」
【史料紹介】関東近世史研究と博物館史料
堀野 周平「資料紹介「鈴木石橋著「三孝子の紀事」
―一知識人による孝子顕彰と宿場町の生活史―」」
金澤 花陽乃「飯能市立博物館収蔵の古文書について」
出野 雄也「関東市町定日案内の比較と地図化」

 

《シンポジウム 旗本研究のこれまでとこれから―埼玉から旗本を考える―》
三野 行徳:趣旨説明
【個別報告】
中村 陽平「旗本を展示する」
野本 禎司「旗本研究の課題と展望―「武蔵国の旗本」展から」
澤村 怜薫「埼玉から旗本知行論を考える」
ディスカッション要旨
榎本 博「シンポジウム参加記」

【書評と紹介】
桐生 海正「太田尚宏著『林政史ブックレット 尾張藩の林政と森林文化2
山村の人・家・つきあい―江戸時代のかしも生活∞@―』」
【月例会報告要旨】
小嶋圭/佐藤真木
【概報】
受贈図書・雑誌目録


 

第88号(2021.6)

オンライン特別研究会特集
【趣旨説明】
常任委員会「特集にあたって」
【報告要旨】
高橋 伸拓「近世朝廷関係所領の上知について」
南 隆哲「近世十津川郷における由緒形成と勤皇思想への転換」
能勢 智「御伝馬人足をめぐる地域社会−幕末の善光寺道沿線宿村−」
岡崎 佑也「小田原城の震災被害と対応−嘉永小田原地震を事例に−」
早田 旅人「「つながり」がつくる報徳仕法−小田原藩・相州諸仕法の変容・展開と地域」
 菊地 悠介「明治初期における神奈川・品川沖水面上の「県境御定」過程
       −漁業争論関係文書を中心に−」
【総会報告】
常任委員会「2020年度総会報告」
【書評と紹介】
 筑紫 敏夫「神谷大介著『幕末の海軍』」
【月例会報告要旨】
 仲泉剛/箕輪有朝/鈴木葵/堀野周平/宮崎航平/鈴木乙都
【会告】
西木 浩一「澤登寛聡、竹内誠両先生を偲んで」
米崎 清実「澤登寛聡さんを偲ぶ」
石山 秀和「竹内誠先生を偲ぶ」

第87号(2021.2)

特別寄稿 災害史研究の課題
【趣旨説明】
関東近世史研究会編集局「「災害史研究の課題」を編むにあたって」
【寄稿論文】
 渡辺 浩一「江戸災害史研究の現状と課題」
白井 哲哉「関東近世史研究と災害」
 小田 真裕「民間所在資料を守るのは誰だ?」
【災害史関連書籍の新刊紹介】
 西木 浩一「渡辺浩一 マシュー・デーヴィス編『近世都市の常態と非常態』」
 石山 秀和「渡辺浩一著『江戸水没 寛政改革の水害対策』」
 菅原 一「関俊明著『災害を語り継ぐ』」
【書評と紹介】
 菅野 洋介「田中洋平著『近世地方寺院経営史の研究』」
 金澤 花陽乃「白井哲哉・須田努編『地域の記録と記憶を問い直す』」
 胡 光「大舘右喜著『幻の武州八十八霊場』」
 小嶋 圭「小池進著『保科正之』」
 出口 宏幸「渡辺尚志著『海に生きた百姓たち』」
【月例会報告要旨】
 田口拓海/清田敏秀/萱田寛也/山田貴志
【概報】
 受贈図書・雑誌目録

第86号(2020.11)

2019年度大会 近世関東山間地域の展開と江戸
【問題提起】
常任委員会「近世関東山間地域の展開と江戸」
【大会報告・コメント】
鈴木 直樹「近世山間村落における山稼ぎの展開と村政運営 −相模国津久井県牧野村を事例に−」
白水 智「山村への史観をどう捉え返すか −山村の特質と生業の多様性の観点から−」
桐生 海正「近世後期小田原藩領の山間村落と漆液流通統制の展開 −韮山代官所による内探を手がかりに−」
土屋 雅人「桐生海正氏大会報告批判 −小田原藩と佐倉藩の「国産国益」政策を比較する−」
大会討論要旨
【総会報告】
常任委員会「2019年度総会報告」

 

 

 

刊行物(書籍)

関東近世史研究会 編 
『関東近世史研究論集』 全3巻 [購入はこちらから]
岩田書院、2012年11月


■1 村落(編集担当 佐藤孝之・榎本博) 

T 村と村人
  鈴木 直樹「近世前期土豪の変容と村内小集落―武蔵国久良岐郡永田村服部家を事例に―」
  栗原 健一「近世土豪百姓の土地所持と村外分家の創出―武蔵国幡羅郡四方寺村吉田六左衛門家を事例に―」
  佐々木克哉「近世前期における下総台地の野と牧場―寛文期を中心に―」
  高橋  実「近世地域文書管理史研究の現状と課題」 
U 村の経済
  宮原 一郎「近世前期の土地売買慣行―埼玉県小川地域の事例から―」
  荒木 仁焉u近世中期債務処理の展開―足柄下郡根府川村を素材として―」
  高尾 善希「融通の村落社会史」 
V 村と生業
  佐藤 孝之「近世山村における山地利用の特性―上州山中領の秣場争論から―」
  出口 宏幸「近世房総南部の漁業展開と村―「海高」の成立と漁場認識の生成―」
  高橋 伸拓「近世前・中期、東上総沿岸地域における酒造業の展開―夷隅郡鵜原村を中心に―」
  榎本  博「摺物にみる近世「農書」の地域的展開」
W 幕末期の村
  坂本 達彦「幕末期における地域指導層と「強情」者―武州多摩郡下図師村を事例に―」
  長谷川伸三「慶応四年武州北部の農民騒乱」

■2 宗教・芸能・医療(編集担当 澤登寛聡・木村涼) 

T 宗教
  澤登 ェ聡「内山善三郎と江戸富士講身禄派田邊流の再興―内山講の結成を中心として―」
  原 淳一郎「関東における淡島信仰」
  山澤  学「近世日光山祭礼役の存立形態―半役・無役・明屋敷賄の考察―」
  菅野 洋介「開発をめぐる言説と宗教施設―武蔵野新田小川村を例として―」
  保垣 孝幸「近世「御朱印」寺社の所領特質と制度的展開」
  田中 信行「関東地域の鉱山開発と寺社の対応―明和期足尾銀山の試掘を中心に―」
  井上  攻「黒羽藩『創垂可継』所収「賞罰例類」に見る入寺判例」 
U 芸能
  木村  涼「江戸三座における木戸番の存在形態―寛政議定証文を素材として―」
  須田  努「諦観の社会文化―「因果」の語りからみた近世民衆の心性―」
  土屋 喜敬「近世後期江戸周辺地域における相撲興行―武蔵国多摩郡を中心に―」 
V 医療
  中山  学「幕末江戸の病家における医療選択の実態―病人瀧澤太郎の介護記録を手がかりとして―」
  長田 直子「幕末期の宗教者と医師―府中六所宮神職にみる医師・蘭学・種痘の一考察―」
  大舘 右喜「幕末・明治期における淘道―自助論的人格陶冶の修行―」

■3 幕政・藩政(編集担当 西沢淳男・川上真理) 

T 幕領支配
  和泉 清司「幕領・代官史研究の現状と課題」
  小松  修「文化期下総国飯沼地域の藤岡陣屋支配忌避運動」
  早田 旅人「二宮尊徳の幕領仕法」
  西沢 淳男「関東代官の検見廻村」 
U 地域編成
  桑原 功一「享保改革期における江戸周辺銃炮稽古体制の確立」
  山ア 久登「都市の中の鷹場―江戸における浪人・犬統制を中心に―」
  中根  賢「幕末期の浪士徘徊と広域治安連携―薩摩藩邸焼き討ち事件後の武蔵・相模― 」
  滝口 正哉「江戸における銅の流通構造―鍋釜と古銅を中心に―」 
V 大名
  大友 一雄「天保期における老中職公用方役人と情報管理―老中日記の作成と収集―」
  川上 真理「近世大名における儀礼の身体化―寛延三年観世元章の勧進能を素材に―」
  泉  正人「近世後期喜連川家の所領支配と権威」
  井上 拓巳「東廻り航路における海上輸送と破船処理―那珂湊周辺の破船処理過程を中心に―」
  W 陪臣
  森  安彦「幕末期旗本家来の一形態―武州多摩郡境村年寄喜七こと西村喜兵衛の場合―」
  田渕 正和「輪王寺宮家臣大沢氏に関する一考察」
  落合  功「近世中後期における村役人のネットワーク」

 


関東近世史研究会編
『近世の地域編成と国家−関東と畿内の比較から−』
岩田書院、1997年10月

森 安彦「序文」
竹内 誠「関東近世史の新しい第一歩」

【第一部 シンポジウム「近世の地域編成と国家」】
落合 功「[基調報告]関東地域史研究と畿内地域史研究について」
大石 学「近世後期〜幕末維新期における江戸周辺の地域編成−鷹場・『領』制度を中心に−」
藪田 貫「支配国・領主制と地域社会」
斉藤 司「近世前期における五畿内近国の鷹場編成」
シンポジウム「近世の地域編成と国家」討論

【第二部 江戸周辺における地域編成の展開と社会】
白井 哲哉「『領』編成と地域−近世前期を中心に−」
平澤 毅「享保期における江戸の園地政策−鷹狩・新田開発との関わりとして−」
太田 尚宏「御鷹野御用組合の形成・展開と地域」
桑原 功一「寛政期における江戸周辺大筒稽古場運営制度の展開−徳丸原大筒稽古場を中心として−」
外山 徹「江戸周辺地域における霊山信仰の護摩札配札圏の形成−武蔵国多摩郡高尾山信仰を事例として−」
牛米 努「農兵取立てと組合村−武州日野宿組合村を素材に−」

【第三部 畿内における地域編成の展開と社会】
岡崎 寛徳「近世中期における彦根藩『御鷹場』の認識 」
土屋 信亮「近世中後期における大坂町奉行所と西日本地域」
山崎 善弘「近世後期における領主支配の転換と『取締役』制」

常任委員会「あとがき」



関東近世史研究会編
『関東近世史文献目録3 1982〜86』
名著出版、1988年10月


関東近世史研究会編
『関東近世史文献目録2 1973〜81』
名著出版、1988年10月


関関東近世史研究会編
『関東近世史文献目録1 1945〜72』
名著出版、1988年10月


関東近世史研究会校訂
『関東甲豆郷帳』
近藤出版社、1988年9月


関東近世史研究会編
『旗本知行と村落』
文献出版、1986年5月

 

常任委員会「発刊にあたって」

【旗本知行割と地頭法】
佐々 悦久「幕藩制成立期の家臣団編成と知行割」
小暮 正利「近世初期旗本領の形成−武蔵国を中心として−」
神崎 彰利「地頭法について」

【相給知行の構造】
白川部 達夫「旗本相給知行論−石高知行制と村共同体の一視点−」
土井 浩「相給村落における知行付百姓−大住郡の知行割を通して−」

【旗本知行の解体と農民闘争】
西脇 康「旗本相給村落の性格−近世中・後期における−」
横浜 文孝「旗本横山氏の土地政策と農民支配」
高橋 実「幕藩制解体期の旗本領農民闘争と幕府の対応」

白川部 達夫「『旗本知行と村落』覚書」
神崎 彰利・小暮 正利・横浜 文孝「旗本関係文献目録−一九三一〜一九八〇年−」
竹中 真幸「あとがき−発刊にいたる経緯を中心に−」


関東近世史研究会編
『関東近世史研究文献目録』
1982年11月、名著出版


北島正元校訂
『武蔵田園簿』
近藤出版社、1977年9月


北島正元監修・関東近世史研究会編
『関東近世史研究論文目録』
柏書房、1973年10月

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